皆様、こんにちは。このたび赤羽駅東口から3分の場所に開業させていただくことになりました。整形外科専門医・副院長の東儀先生とともに、私の専門であるがんの免疫・乳腺・消化器科全般にくわえて、内科・小児科領域にも幅広く取り組んでまいりたいと考えております。
さて、残念ながら日本は、世界にもまれな過労死の国、年間3万人もの自殺の国です。「牧洋記念クリニック」は、漢方治療を初め、音楽、絵画、無農薬野菜による食事療法など、オリジナリティーの高い治療法により、失われつつある人間の連帯の回復にも力を尽くして行きます。症状は様々でも、実は病んでいるのはこころであることが非常に多いのです。
臓器医学と言われる現代医学では、人間の体を機械のように分解し、心臓が悪ければ心臓を、肝臓が悪ければ肝臓を取り替えていきます。ですから、大病院ではいろんな科を1日かけて、はしごして帰るのです。しかし、健康はそれぞれの内臓の専門家が診れば実現できるというものではありません。人間はいろんな内臓の足し算ではないのです。内臓には精神はないけれど、人間には精神があり、こころが生まれるのです。そこが、人間が機械とは違う点です。そこに人間の面白さがあり、難しさがあると思います。
21世紀を迎えて、漢方と西洋医学の良い所を採用して皆様の健康増進と疾病の予防に寄与していくことが私たち牧洋記念クリニックの願いです。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。